🍁 季節海況コラム 第2弾(秋冬シフト特集)
【10月後半〜11月】水温20℃割れで始まる
【10月後半〜11月】水温20℃割れで始まる
「肝パンカワハギ開幕 & 深場タチウオ」二大好機
10月後半から11月にかけて、北風の吹く日が増えると東京湾の表層水温は22℃台から一気に19℃〜17℃台へと階段を下ります。この「水温20℃割れ」こそ、東京湾の船釣りが夏パターンから秋冬の黄金期へと切り替わる最大のシグナルです。
1. カワハギ:水温20℃以下で「ワッペン散開」から「竹岡沖・肝パン集結」へ
9月〜10月前半の高水温期(22℃以上)は、浅場の岩礁帯に小型(ワッペンサイズ)が広範囲に散らばり、エサ取りは速いものの良型が混じりにくい時期でした。しかし、水温が20℃を切り始めるとカワハギは越冬に向けて荒食いを始め、竹岡沖〜剣崎沖の水深20m〜35mの根回り・砂地境界に群れで固まり始めます。
🎯 10月後半〜11月のカワハギ攻略ポイント
- 狙い目の潮回り: 激流の大潮よりも、底潮が適度に流れてカワハギがエサを吸い込みやすい「中潮〜小潮(潮位差80〜130cm)」が最も安定した釣果を出します。
- タナと誘い: 夏場のような宙層の早い誘いよりも、オモリを底に着けた「ゼロテンション〜タルマセ」の時間を2〜3秒長めに作るのが大型肝パン個体を食わせる鍵です。
2. タチウオ:富津浅場から「猿島・観音崎沖 水深60mライン」への落下とドラゴン化
10月中旬(10/10〜10/11週末の実釣検証でも確認された通り)、タチウオの主戦場はすでに夏場の富津沖浅場(15〜25m)から、横須賀・猿島沖〜観音崎沖・走水沖の水深55m〜75mラインへと完全に移行しています。
⚔️ 秋冬深場タチウオ(水深55〜75m)の鉄則
- 指示ダナの密度が跳ね上がる: 水温低下に伴い、タチウオは海底から5m〜15mの範囲に濃密な反応(群れ)を形成します。船長のアナウンスする指示ダナ(例:55m〜65m)を1m単位で正確に刻むことが釣果を分けます。
- テンヤ船では120cm超のドラゴン確率が最高潮に: 猿島沖〜観音崎沖の60mラインでは、イワシを飽食した指5本〜6本クラス(120〜130cm級)の大型が連日浮上しています。
3. マアジ:周年安定の「横浜・八景LTアジ」と脂ノリ絶頂の「走水黄金アジ」
もし週末に北風が強く(風速6〜8m)、剣崎沖や観音崎沖の波が高い場合は、風裏となる横浜本牧沖〜金沢八景沖(水深18〜25m)のLTアジが鉄板の避難先になります。10月後半のLTアジは20〜26cmの中型主体に脂が乗り、束釣り(100匹)に近い数釣りが最もイージーに狙えるベストシーズンです。